エマさん!!

いつも素敵なコメントと記事訳でお世話になってるkanonさんのblogでびっくりさせられました。

エマさん、この番組のオーディションに参加されてたようで。
映像がこちら


まったく動向を知らなかったので、やや唖然としながら見てしまいました。
でもさすがはエマさん、すごい踊りっぷり。

あまり内容が正確に聞き取れなかったのですが、ちらと氷の上でジャンプをする映像も挟まれてまして、ホームリンクで6点満点を取ったり、メダルの記録が貼られているのを見て「大きく書かれてライトが当たっていていい気分」と得意げなところで、ジョアンコーチが「うぬぼれ(ego)が強くなりすぎるときがあるのよ」ってつっこむところは、相変わらず親子みたいに仲の良い様子。

肝心のダンスステージは、インド風の音楽にのっておどけた感じ。

演技後、審査員の評があり、フランスなまりのオジサマから「自己紹介して」といわれ、「僕は3回のナショナルチャンピオンなので、フィギュアスケーターとして知られている」と話すのですが、中央のおばさまから「I don't know」とつっこまれ、「In Canada、I guess」と答えていますから、おばさまはカナダの人ではないらしい。ついつい悔しい気持ちになってしまいました。それから今は自分のルーツに戻っていると。
のっけのトリプル・アクセル(地上)が審査員の感嘆を受けましたね。あれは3人ともすごく興味深そうでしたね。左端のお兄さんが「このショーでは初めてみたね」とか言ってるようです。こんなところで改めてスケーターが求められている運動能力の高さを知ることに。テクニックも素晴らしいと。おばさまは「カナダのオーディションで見てきた中ではBESTだったわ」と。「トリプル何々とかいうのは見たことがないもの」だったと。アイスの上ではなくフロアでやるだなんて、というような。でも途中女っぽい仕草が出たところは気に入らないのか、前半だけなら「キャア〜〜〜!!(絶叫)」だったのに!と。(エマさんはそんな風に叫ばれてみたかったと)なんで私を浮かなくさせるの!あなたは才能があるのになぜ?合格させたいけど、残念ながらもう一度やってもらう、残りたいなら変わらなければだめだ。だから今日はだめだと。しかし続くオジサマは、「エマニュエル、君はたくさんのダンサーやスケーターにとってのインスピレーションだ。バックグラウンドがあるから。君には才能がある」。しかしお兄さんは、プリマドンナのような感じ(態度)はコンペにどんな影響があるか、といっているようです。さらにオジサマが本当にコンペに出たいのか聞くと、エマさんは、このためにスケートのキャリアをストップさせていると(!!!)本気を訴える。そこでオジサマ、君はパッケージ(才能が揃った人)としてここにきた、でも荷物を持って出て行くんだ。サンデューはトロント行きだ!と。

・・・ということで、次の審査に残ったようです。
とりあえずこれで当分エマさんは氷でなくフロアで踊るらしいということがわかりました・・・。
審査員からは「Make us proud」頑張ってくれよ、成功してくれよ、と。ファンタスティックになれると。僕らが気に入るようなことをしてくれよ。能力がそうさせるから。
エマさんはガーリッシュな動きが批判されたことについて、ユーモアのつもりだったのに、ホントにガーリッシュなわけないと。(彼女もそういう意味でいってないと思うんだけどね・・・)素敵に笑っているインディアンプリンセスみたいな感じだったと。

しかし喜びぶりがものすごいです。子供のように大喜び。
まあ元気にはされているようだけど、このオーディションで本当に最終的に合格したら、エマさんはいったいどうなるの?とややびびり気味です。