Medalist on Ice 2008

タンゴ豪華なMOIでしたわ。
御免なさいナハロ氏。今回はカンペキ影の人として見させていただいちゃった・・・。

ステファン・ランビエルの「ブエノスアイレスの秋」、まだ彼が引退を宣言していない頃、このPGを今季使うと聞いたときには、哀愁を感じさせる部分はどういう風に調理するのかしら、と思っていたものですが・・・。陰鬱さのない、いいプログラムに上がっていましたね。彼らしい解釈でとても素敵でした。

会場にいるわけではなく、ピックアップされた演技だけをコタツでお茶とともになんだから、正直その日の彼の演技がどのように皆に受け入れられていたか分からないまでも、やっぱりね・・・これだけのムードを作り出せる人はいない。
自在の美というべきか。この人は常々思うにけしてスピードがある選手ではないんですよね。でもエッジの自由さというか奔放さというか・・・子供の頃自分で研究して、フィギュアスケートをやるまえから靴下に穴あけながらジャンプを飛んでいたというステファンだからなのか、彼だけの「流」があるんです。誰が振り付けようと、彼が自分の色に染め抜くことだけは変わらない。

私にとってフィギュアスケートの理想は何処までもジェフのスケートなんだけど、ステファンのスケートはいつでも玉手箱。二人の演技が何処までも特別だってことを、本当に都度都度実感するんですよね。ということで、ぜひSOIにてライブで!

明子ちゃんのリベルタンゴ、あれライブ演奏でした?
でもばっちり音に合ってましたし相変わらずかっこいい〜〜。
すごいカリスマ溢れてましたね。

真央ちゃんは、私「いきいきたんご」と名付けていますが、今日の有馬記念のすごいダイワスカーレットを見て、真央ちゃんを思い浮かべてました。ダイワスカーレットを御存知の方にはおわかりいただけるかと・・・。