Festa on Ice 2009

先日見られなかったので、先ほどMBCの再放送で見ました。最初プサンの放送局につなごうと思ったら×で、サムチョクは綺麗な映像なんだけど静止画になりやすく、結局カンヌンのちょっと荒い画像を呼び込みました。再放映されたのはヨナちゃん・ジェレミー・アダム君・ジョニー・ステファン・テッサ&スコット・張&張・・・かな?
オープニングの「オペラ座の怪人」は見られず残念!
といっても、MBCのサイトでちゃんと流していてくれるんですけど。
時間がたつと後ろに流されちゃうのですが、コチラ→
ヨナちゃん中心の動画ですが、その中のどこかに・・・。

放送された全員、観客の声に乗ってかなり楽しそうに踊ってました。


ジェレミーは3A飛んだよ! 昨年のカートさん作サンタナSPで、これはもう洒落ているし、ジェレミーの素敵なフットワーク&動作たっぷりで美味美味・・・(こういうところがさすがカートさん!)。
ほんっとうに大好きなPGですが、韓国のな声援に押されて、さらに足元が良く動いて見えました(笑)

ハオ君たちも、何度か見たサラ・ブライトマン&ボチェッリのPGなのですが、何時にもまして活き活きニコニコ。見ているほうも気持いいほど、楽しそうでした。丹ちゃんもすごく可愛らしく見えました。

アダムはなんだか急に個性が溢れてきているように見えた!華やかさがぐんと強く香るようになり、逞しさとキュートさとの甘辛な10代らしさがリンク一杯に広がっていました。PG(曲名忘れましたが)も。私は「道化師」よりアダムくん個人味があってスキ。これもウィルソン・マジックかな。
降り注ぐ声援にほんのちょこっとだけ気恥ずかしさを交えた顔をしながらも、「すぐにこの子は、この花降る声を胸を張って受け止めるようになる」という予感を感じたのであります。

テッサ&スコットはピンクフロイドのPGを前の衣装で。これ、試合では滑り込みがちょっと足りないような、ちょっと色淡めに見えちゃってましたが、ショーではぐん!と色香が豊かに。こういう曲もものに出来ちゃうところは、テッサ&スコットの幅広さだな〜。

ジョニーはポーカー・フェイス?でしたっけ?毒X毒といった感じ。赤黒い霧を纏ったムード。う〜、これはきっと王道ジョニーの路線が好きな方だとニガテな方もいるでしょうが、これまた私はすっごく気に入りました。取り入れたパーツ全てがまさにジョニーの動きだったり形だったりなのに、ハードでどろんと濃厚な毒味でよかった。

ステファンのTainted Love、これも初めて見たのだけど、彼の表情もすごーくいい感じに渋みが出てきた・・・と思ったら、ファンサイドによっていくといつものニヤニヤっと笑う小僧風でした。でもね、これも洒落て退廃的な、今までのステファンにはちょっとなかったPG。つまり彼が持っていたヨーロッパの文化的匂いが断ち切られた、新鮮な色味なんですね。ちょっともう一度みたいな〜。
こうやっていつも飽きさせてくれないのがステファンだよ。体の調子もいいようで、なにより。

ヨナちゃんも新しいPGで、踊りまくってました。
最後のJr.シーズンからシニアシーズンの1年目に「この子は大丈夫かしら」・・・とはらはらとしていた気持を記憶の遠くに感じつつ、殻を破った鮮やかさを目の当たりにして、10代の力というか、思いの力というかを感じました。
そして体もしっかり筋肉がついてきて、来シーズンもっと体が出来たらまた一枚皮が剥がれ落ちていくのかな〜とか、ボーっと考えました。
私はこの子をそんなに天才肌と思わないです。実際体もそんなにフレキシブルじゃないし、すごく精神的に強いという感じもしないし、「天才」とは何かちょっと違う気がします。
ほんのちょっと前までの体の状態とかスケート環境を考えると、こんな健康的に活き活き滑ることって想像できなかったけれど、徐々にここまでやってきたのです。
CMなどもどんどん演じる幅を増やしつつ、ついにメイクアップラインまで進出したし!
人々の助けを得て、捨拾選択しつつ、自分を前に押し出していってこうなった。
これからどんな風になっていくのか、やっぱり興味深いのです。私にとっては。

クリスティーヌ役をしたときの白い衣装に編みこんだヘアスタイルが女の子らしくて可愛らしかったな。

大きなお姉さんたちに囲まれて、かわいい顔で踊っているイェジちゃん。この子達が今こうやってショーに出ていることって、すごく栄養になるよね。

それにしてもとっても凝った演出があったり、ダンスやら歌やらかなりいろんなカラーを取り揃えた、とにかく楽しいショーに見えました。オーサーさん&ウィルソンさん、毎回演出大活躍ですね!
演技ごとに後ろの大きなモニターで映像が変わるのもよかった。日本でなかなか見られないタイプのショーでしたね。うらやましい☆