南里君。

中津川の栗きんとんをほくほく味わい、オマケに各地の栗きんとんと食べ比べるという話をブログでお話しするような男子の香り残す南里君ですけど、赤いチロチアンなお洋服でまるっきり恥ずかしそうにTwo Guitersを滑っていた時からすると、ふとした瞬間に曲に心を震わすような表情が自然に出ちゃうようになった、と思って見てました。ロンドカプリチオーソ。この曲は沢山の記憶を呼びはするんですけど、今回はそれを忘れて見ておりました。
コリオにみやけんさんの名前があるけど、これは彼が作ったのかしら。

手術を越えたあとって、やっぱり戻すのはそうそう簡単ではないと思うので・・・フリーの4分50秒を戦う体力がちょっと心配ですが、彼の目が「きらりん」と鳴きそうなほど明るいので、そんな重いものは机の下にでも隠して、2年目のアランフェスを充分に楽しみたいと思います。

生真面目で恥ずかしがりの色は未だ青く残っているけど、まさに今回のお衣装のごとく、そこにちょっと切なげな紫を薄く引いた南里君の演技。曲の主人公たらんと、その世界にもぐりこんでいるのが見て取れるので、彼のスケートを見るのは好きですね。

でも南里君。
中津川の栗きんとんだったら、芋はあまり使わない気がするよ。

トマーシュ、体調悪いのかしら。演技直後に真っ青な顔だったけど。

今日は仕事の外出先で、文字ニュースにふと目をとめると「ニス・ベルビン」と出ていて、ちょっと遠い目をしてしまいました。